星に願いを

今週のお題「星に願いを」  だそうです。

毎年どっかの駅前で短冊を書くのが趣味なんだけど、今年は気づいたら七夕も終わってて。丁度いいかなって思ってこの企画に乗ってみた。

 

願うことは良いことだ

信仰心が無さそうとよく言われるけど、旅先(出張先とも言う)で寺社仏閣に立ち寄るのは好きで、何をするかといえば勿論、願掛け、、、?いわゆる参拝をするのは密かな楽しみだ。

なんでそんなことをするかと言うと、自分のしたい事がはっきりするから。意外と願いなんて無くたって人は普通に生きてけると思ってるし、普段人に流されえることが多いと自負してるから、改めて人様、、、と言うか神様かに「これをしたい!これが必要!」と心の中で叫ぶのは結構気持ちがスッキリして、サウナと同じレベルで好きだったりする。

 

いま、願うこと

最近出張も減り、忙しくさせていただいているので、そんなこともいいテーマじゃないか、っと言うところで冒頭に戻る。丁度良いかなと。

で、今の僕の願いはもう一度ゲームがしたいか、それか湯豆腐を食べに行きたいの2つ。なんら共通項無いけど、今年はこれでいんじゃないかな、僕の願い。

 

願いの背景:湯豆腐編

社会人歴もそれなりに積ませていただいて、下っ端生活をずっと送ってきた僕も、ついに自分より年下の人とも仕事するようになった。5人兄弟の一番上をやってきた身としては別になにか違和感を感じることはなかったけど、年の差がマズかったのかな。僕の部署に配属になったヤツが似てたんだよね、15年前くらいに亡くなった僕の弟に。ま、色々思うところはあったけど、なんとも不思議な時間を過ごさせてもらった。その時にふと思い出したのが2つ。

唯一ゲームしながら喧嘩したのはアイツで。思春期だった頃の僕が気兼ねなく話できて何時も誰にも理解できないくだらない話で盛り上がったのもアイツで。

丁度死ぬ手前かな。話す内容がどんどん小難しくなって、だけどそれが楽しくてしょうがなくって、大人になったら飲みに誘おう(一番上のプライドか教育か自分からやりたい事を言うのが苦手だった)って強く心に決めたのが僕の忘れかけてた思い出だった。偏食だったアイツを思ってか、絶対居酒屋で湯豆腐を食べるっていう画が僕の中では鮮明にあったのが妙にリアルでなつかしい。白いものしか食べなかったんだよね。変なヤツ。

 

もう一個:トイストーリー3のラストカット編

なんとなく、あの時を思い出したいなって思うようになってから、もう一度戻りたいって思ったのは、ゲームをしてる時だった。なんでかは分からないけど。

ニンテンドー64って言うあの謎のゲームがストライク世代。それまではゲームをやって勝つのは僕だったけど、64くらいから互角になった。兄弟の成長と共にゲーム人口が増えてプレイ時間が減ったのが原因だと思うけど。

互角になった時、最初は妙にプライドが気づついたけど、負けたく無いって思ったり手加減をしない方法に頭悩ませるのは新しい刺激だった。妙に楽しかった。(一番上をやってると、楽しく負ける方法が染み付くんだよね)

掲題の話に戻るけど、僕たちが好きな映画はトイストーリーだった。いつかのクリスマスには、バズ・ライトイヤーのフィギュアを買ってもらって、弟が勝手に自分の名前をバズの足裏に書くから凄い喧嘩したのを覚えてる。

 

トイストーリー3を見て鳥肌が立ったのはラストカット。おもちゃで遊ばなくなるのは大人になる通過儀礼なんだと思ってるけど、大人がおもちゃで遊んじゃいけないなんて、そんな決まり無くなればいいと思う(遊ぶ人もいるけど、一定年齢すぎると趣旨がずれるんじゃないかな。。)

って言うか、戻るのはなんも悪いことじゃ無い。大人特有の責任とかポジショントークから解放されて、自分が望むままに空想の世界に浸る瞬間を願うことは悪いことじゃ無いよ。大人だって、あの時に戻りたい。戻ってみたっていんじゃない?

そんな、やろうと思えば簡単なのに。大人になるとやり方が分からなくなってしまう、夢中で遊ぶっていう瞬間。それを切に願ったことが、僕の一番の出来ごとだった。だから、今年の願いはニンテンドー64をもう一回、これにする。

 

以下、アイキャッチ用の画像。

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